![]() | サトリ フラワー・トラベリン・バンド (1998/05/25) ワーナーミュージック・ジャパン この商品の詳細を見る |
日本発のロックの名盤。当時全盛期であろう、クリーム、ZEP、サバス、パープル等を思いっきり意識し、そこに東洋的なフレバーを加えた見事なサウンドである。
演奏隊は特にサバスに近いと感じる。ボーカルのジョー山中は明らかにプラントを意識している。これが日本発ということを忘れてしまう、とても迫力があり、本格派である。内田裕也プロデュースで当時は超メジャーだったらしいので、当時の日本のロック文化って水準高いなぁ。
5部構成の組曲的なアルバムで、「悟り」がテーマであるらしい。ジャケも仏像っぽいし、東洋のイメージってこんな感じでしょう。日本というよりインドっぽい感じだけど。海外でもかなりの評価だったらしいのもこういった要素があったからでしょうか。その東洋の要素でもっとも効いていると思われるのが、「ヨガギター」と称される独特のギターのフレーズであろう。もっとも有名であろう2曲目でも炸裂している。倍音多目の安っぽいファズ(安っぽいところがミソだな。)をかけ、笛っぽい音にし、トリルを多用し、少ない音数でねちっこく弾く。癖になる。
話はそれるが東洋的な音階って音数が少なくて、それでいて、適当に弾いてもそれっぽくなる、実に面白い音階である。沖縄的音階とか、よな(四七)抜き音階とか。
もう一丁それるが、安っぽいファズって売ってないから、自作しようと思ってもなかなか思う音が出ないんだよね。思いっきりダサい音になるか、ちょっとゴージャスになっちゃうか。どうやら、部品(石)の精度がよかったり、セラミックだったりで、昔のような音を再現するのは同じ回路でもなかなか難しいのだそうだ。
FLOWER TRAVELLIN' BAND / SATORI
1971(2nd album)
1.SATORI PART1
2.SATORI PART2
3.SATORI PART3
4.SATORI PART4
5.SATORI PART5
ジョー山中(vo)
石間秀樹(g)←ヨガギター
上月ジュン(b)
ジョージ和田(ds)


