![]() | 展覧会の絵&はげ山の一夜~ロシア管弦楽曲名曲集 ライナー(フリッツ) (2004/12/22) BMG JAPAN この商品の詳細を見る |
久々に買ったクラシック。フリッツライナーによる「展覧会の絵」がこの音源メインなのですが、私はカバレフスキー作曲の歌劇「コラ・ブルニョン」序曲(ラベル表記はコラ・ブレニョンですが、コラ・ブルニョンの方が馴染みなのでこう表記させてもらう)が聞きたくて買いました。この「コラ・ブルニョン」序曲、私にとっては一生涯忘れない曲であろう。
さかのぼること20年位前、私もまだかわいげのあった小学校に通っていた頃の思い出。かなり曖昧な記憶になってきているけど、このメロディは完全に覚えているし、たまに意図せず口ずさんだりしてました。そんな中、急に聞きたい病にかかり、見つけ出して来ました。(なんでこんなに盛り上がったのかはわかりません。)
私は器楽合奏部というクラブ活動に参加してました。4〜6年生から編成される合奏部で、バスからソプラノまでのアコーディオンがメインの楽器ではあり、管楽器こそ入っていないが、鍵盤打楽器類、足りない部分を補うキーボード、弦楽器やフルートなんかも加わり、結構な規模の、小学生としてはかなりの合奏隊だったと思います。指導してくれる先生が、音楽の先生では無かったのですが、もの凄い熱意で、一生懸命みんなに指導してくれたのを覚えてます。(熱い指導のせいか、若いのに剥げていた先生。その後、小学校の先生を辞めて、音楽学校へ通い直したとか。今もどこかで元気に子供達に音楽のすばらしさを教えているのでしょう。)
その器楽合奏部には毎年の大きなイベント、目標がありました。それは、「こども音楽コンクール」なる全国規模の大会に出場し勝ち抜くこと。地区予選→東日本大会(東京での演奏会!)→全国大会へと続く大きな大会なのです。(TBS主催だったかな?今でもあるのかな?)実際、全国大会は東日本大会と兼ねていたような気がする(東日本大会の演奏で全国順位をつけていたのかなぁ。)ので、地区予選で勝ち抜いて東日本大会へ行くことが大きな目標でした。私が参加する前、3年生の時に、はじめて東日本大会に出場し、良い成績をおさめました。私が参加した4、5年生の時、その前の年を含め3年連続出場を果たし、私も2回、東京で演奏することができ、断片的ではあるが、凄く興奮した記憶に残っています。
そしてこの「コラブルニョン」序曲がそのコンクールの5年生の時の課題曲であります。小学校の時やった曲の中では、この曲が一番印象に残っています。この曲が課題曲に決まったとき、私は念願の打楽器部隊に加わることができ(その前はバスアコーディオン、シンセサイザーでエレキベースを担当していたけど、パーカッションに凄く魅力を感じてた)、私の担当はシンバルになりました。この曲は打楽器部隊が大活躍だし練習するのが毎日楽しかった。シンバル叩くのも楽しかったし、曲ももちろん大好き、毎日テープを聴きまくったし、ホント真剣に練習したし。演奏会が終わっても、演奏会の時の録音テープを聴きまくったし。いろいろ曲をやった中でも、小学生の少ない引き出しの中でも、良い思い出と共にダントツに光り輝く曲となりました。そう思うと、改めて私の人生の中で影響力の強い曲なのだなぁ、と実感。なんてこと言って、オヤジくさくなったものだ。
当時、先生が、全然有名な曲ではないし、レコードもほとんど無い、と言っていたのを覚えてる。ちょっと調べたところ、古い(その当時以前の)録音でレコードになっているのは少ないみたいなので、テープにダビングしてもらった音源が、このライナー&シカゴ響の演奏だといいな。聞いた感じは当時の印象まんまだし。イントロの一発目、チャーンを聞くたびに鳥肌が立つ感じは健在でありました。
(参考)
http://homepage3.nifty.com/tequila_liquor/sound/colas_bregnon.htm
実は、最後に入っている「ルスランとリュドミラ」序曲もやったことあると思います。6年生の時の課題曲だったと思う。聞いたら、メロディが蘇ってきました。タイトルも何となく聞いたことあるな、と思ってたのですが、全く思い出せませんでした。6年生の時は、指導の先生も替わってしまい、あまり一生懸命でなかったのです。(今思えばかるい反抗期だったような、先生ごめんなさい。)そのせいで、今日まで思い起こすことはほとんどなかった。それでもメロディは口ずさめたので、体は覚えていたようです。我ながら凄いなぁと思った。とか言って、全然違ってたりして。
メインの「展覧会の絵」等についてもちょいと一言。
「展覧会の絵」は家にある他の音源(たしかバーンスタインのだったと思う)と違い、凄くゆったりした感じで、全く印象が違いました。ホントに同じラヴェル編曲のバージョンなの?ってくらい。ゆっくりな分、濃厚な演奏といった印象でした。
「はげ山の一夜」は有名な曲だけど、あまり聞いたことがない。ディズニー映画「ファンタジア」の印象しかないくらいです。じっくり聞いてみて、意外にヘビーな感じは少ないかな、と思った。これは私の抱いていた曲の印象がヘビーすぎたのか、ライナーの演奏がそうさせているのかはわかりません。でも、好きな感じの曲です。
その他の収録の曲も、わかりやすいメロディと構成で、非常に聞きやすいと思った。
この音源、録音が1957年と1959年という、恐ろしく古い音源です。ステレオ録音の技術ができたばかりではないかと思う。それなのに、凄く音が良いです。当然、昨今の技術でリミックスしているでしょうが、当時からマイクの性能、そしてそれを使い切るエンジニアの腕は相当なモノなんだな、と。マイクできちんと拾えれば、テープにはある程度の精度で記録はされるだろうから。
展覧会の絵〜ロシア管弦楽曲名曲集
(2002)
1.組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)
2.小行進曲[組曲第1番ニ短調Op.43より]
3.交響詩「はげ山の一夜」(リムスキー=コルサコフ編)
4.歌劇「イーゴリ公」〜ダッタン人の行進
5.スラヴ行進曲Op.31
6.歌劇「コラ・ブレニョン」序曲
7.歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
演奏:シカゴ交響楽団
指揮:フリッツ・ライナー
録音:1957年12月7日(1)、1959年3月14日(2-7)


