![]() | Black Cherry Acid Lab David Fiuczynski (2003/06/17) Fuzelicious この商品の詳細を見る |
フュージンスキーの作品の中では、かなりロックよりの側面を押し出したアルバムでしょう。
基本的にはファンキーなノリをベースとしたゴッチャマゼサウンドではあるが、「SCREAMING HEADLESS TORSOS」とはちょっと違った路線である。ジャージャービンクスことアーメードベスト(これについてはこちらにもちょっと書いてます)のラップが、その違った路線を印象づけてはいるが、サウンド自体もやっぱり違う。ロックしてます。パンクやメタルちっくなリフも多く出てきます。レイジアゲインストザマシーンをお気楽モードでやってみました、って印象です。レイジばりにヘビーはリフかと思ったら、いきなりジャズのコードをチャラーンってならしてみたり、まぁ、いつもの通り、好き放題やってますわ。
そういったハチャメチャ感のなかにも、キャッチーなリフが随所に織り込まれており、楽曲としては実は完成度高いと思う。HEADLESS TORSOS関連や一連のインストものよりは、随分と聴きやすいアルバムだと思う。
最初と最後に入っている「Step On My Shoes」はSCREAMING HEADLESS TORSOSの「2005」に入っている「Just For Now」の別バージョンであり、色の違いはそれらの比較でよくわかると思う。(しかし、ギターは両者とも似たようなプレイをしているので比較にはならないかな?)
でもって、相変わらずのギターの後ろでなっているリズム隊がやっぱり格好良く強力である。このアルバムではメンバーは曲によってまちまちであるが、どれもファンキーかつ安定したリズムである。好き勝手なギターを弾くには、こういった安定した強力なリズム隊が不可欠なのでしょう。
あと、このアルバムでは、フュージンスキー本人も2曲ラップしてます。本職でないからか、ちょっとエフェクティブな音なのですが、結構カッコイイよ。
あとあと、サックスが幾つか入っているのだけど、良い味だしてます。
面白いことに、このアルバム、JAZZのコーナーで見つけました。間違ってはいないのだろうけど、なんか違和感が。こういう人のアルバムってジャンル分けする人泣かせだよな。
K−ニッキでも少し書いてます。→(J)意外なところでジャー・ジャー・ビンクスに出会った


