![]() | タイム・コントロール 上原ひろみ~Hiromi’s Sonicbloom (2007/02/21) ユニバーサルクラシック この商品の詳細を見る |
久々のネタは最近露出が多くなってきたジャズピアニストの上原ひろみさん4枚目のアルバム。「Hirom's Sonicbloom」とういバンド名でのリリース
正直、ピアノという楽器にはほとんど魅力を感じません。しかし、この人のファースト「アナザー・マインド」はよく聴きます。アルバム中1曲だけフュージンスキーが参加しており、フュージンスキーつながりで聞いてみました。そしたら、1曲目の破天荒ぶりに驚き、一気に気に入ってしまった。(その1曲目はフュージンスキーは参加していない。)フュージンスキーが参加しているのは2曲目なんだけど、フュージンスキー節は出ているものの、あぁ弾いているな、程度であり、上原ひろみさんのパワーの前ではかすんで見えた。
さて、そんなでちょっとだけ注目の人となっていた上原ひろみさんの新譜は何と全曲でフュージンスキーがギターを弾いているというじゃありませんか。これは買うしかありません。どんな感じに仕上がっているかと思えば、フュージンスキー弾きまくりじゃありませんか。ソロ、バッキングともに、フュージンスキーそのものです。曲調も、衝撃を受けたファースト1曲目の様な変態プログレジャズロックフュージョン全開の曲が多い。こりゃすごいでっせ。上原ひろみさんのピアノ、エレピ、シンセとフュージンスキーのギターはお互いに出るところは出る、引くところでは引く、とうまくシェアリングができていて、すごくマッチしていると思う。ピアノとギターのユニゾンって結構気持ちのいいモノです。
2人の影に隠れ気味だが、リズム隊もすごいぞ。変態プレイの裏で良く冷静(じゃないかもしれないけど)に進行できるものだ。
彼女の曲作り方法としては全部譜面に書き起こし、きちんと作曲する、というのを何かで読んだことがあります。もちろん、リードをとるところではアドリブもあるでしょうが、楽曲のほとんどはまずは上原ひろみさんの頭の中にできあがっている、って考えると、すごいですね。プレーヤーとしてはもちろんですが、ソングライティング&プロデュース能力もすごいものがあるかもしれません。これからが楽しみです。個人的にはこのバンド形態を続けてもらいたいものです。でもフュージンスキーはソロやヘッドレストーソスの方も頑張ってもらいたいのだけど。
この人の曲、初期クリムゾンや太陽と戦慄〜レッドの頃のメタルクリムゾンに通じるものがあると思う。実はクリムゾンやフィリップ先生のファンだったりして。ってか、フィリップ先生の目に止まりキンクリでプレイしていたりして。それはないな。というかやめてもらいたい。エイドリアンブリューの代わりにフュージンスキーってのもアリかも。いや、やっぱりやめてもらいたい。
最後に、アルバムのインナーにメンバーのプレイしている姿の写真が写っているのだけど、弦楽器の皆さん、弦が多すぎです。2人あわせて24本もあるじゃ無いですか。やりすぎです。内訳は、6弦ベースと12弦+6弦のダブルネックギターです。
フュージンスキーについてはこちらにちょこっと書いてます。
SCREAMING HEADLESS TORSOS/2005
David Fiucznski & Rufus Cappadocia/KIF
David Fiuczynski/Black Cherry Acid Lab
Hirom's Sonicbloom/Time Control
タイム・コントロール/上原ひろみ〜HIROMI’S SONICBLOOM
2007
1. Time Difference
2. Time Out
3. Time Travel
4. Deep into the Night
5. Real Clock vs. Body Clock = Jet Lag
6. Time and Space
7. Time Control, or Controlled by Time
8. Time Files
9. Time's Up
10. Note from the Past [Bonus Track]
上原ひろみ(P,Key)
David Fiuczynski(G)
Tony Grey(B)
Martin Valihora(Ds)
1st

アナザー・マインド
2nd
ブレイン
3rd
スパイラル


